氷濤まつりは支笏湖の水を吹かせて凍らせた大小様々な氷のオブジェがライトアップされる幻想的なイベントです。
ちなみに氷濤とかいて「ひょうとう」と読みます。
例年たくさんの北海道民が訪れる人気イベントです。ライトアップの時間を目がけて行くと、付近は渋滞していることが多いので、時間には余裕を持って行きましょう。
2023年の開催予定日は1月28日(土)〜2月23日(木・祝)で、
平日,休日ともに10時から20時までの開催。ライトアップは16時30分から20時までです。
2023年も新型コロナウイルスに十分に配慮しての開催となります。(※2022年はコロナ対策として、入場時の検温を実施。入場制限を設ける場合をしていました。)また、夜の花火が中止になるなど密を避ける対策が取られます。
氷濤まつりの魅力
毎年千歳市支笏湖温泉で行われる冬の一大イベント氷濤まつりは、札幌市からのアクセスも良いことから、道内外の観光客でにぎわうイベントとなっています。
例年20万人ほどの来場者数を数える大規模なイベントで、カップルやファミリーで賑わっています。
氷濤まつりは、支笏湖の湖の水を吹き付けて作られた、大小さまざまな大きさの氷のオブジェが並ぶイベントで、まるで氷の町を観光しているかのような気分になるでしょう。
青白い氷像が美しいことはもちろん、夜間は何色もの光にライトアップされ、幻想的な雰囲気となっています。
混雑する時間帯はやはり夜ですが、日中の支笏氷像もとても美しいことはあまり知られていません。
日本有数の透明度を誇る支笏湖の水は、支笏湖ブルーと呼ばれる澄んだ美しさであり、これが氷のオブジェになった時には、青白く輝く息をのむ光景に出会うことができます。
2021年の氷濤まつりの様子
万全のコロナ対策がなされた会場では、例年通り美しい氷像が出迎えてくれるようです。
今年は花火や出店こそありませんが、じっくりと氷像の美しさに見とれることができそうですね。
おはようございます(⌒0⌒)/~~
🔸支笏湖氷濤(ヒョウトウ)まつり
今年は花火や出店はありませんでしたが
光が織り成す幻想的な世界が素敵でした😍 pic.twitter.com/ExoJwUD6k6— ヤマザキ (@5XtnI7mtmjuySHO) January 30, 2021
氷濤まつりの開催期間・営業時間
2023年の開催期間及び営業時間は以下の通りです。ライトアップが始まる時間から混雑が発生します。時間にはゆとりもって行きましょう。
- 開催期間:2023年1月28日(土)〜2月23日(木・祝)
- 営業時間:10:00~20:00
ライトアップ:16:30~20:00
会場へのアクセス・料金
会場へのアクセスは以下のGooglemapを参考にしてみてください。
車で行く場合は渋滞が予想されます。特にライトアップが始まる時間からは駐車場にたどりつくまでに1時間待ちなんてこともありますのでご注意ください。
※上の地図の青色のピンをタップすると経路検索することができます。
- 開催場所:北海道千歳市支笏湖温泉
- 駐車料金:普通車 無料
- 入場料金:協力金として1人500円(高校生以上)
- 新千歳空港よりバスで約55分(千歳支笏湖線)/料金:1,050円
会場の平均気温
会場の気温はかなり低く、そして湖際なので風も冷たいです。下の表を参考にして、風をひかないようにしっかり防寒対策をしましょう。
月/気温 | 最高 | 最低 | 平均 |
1月 | -1.9 | -8.2 | -4.9 |
2月 | -1.3 | -8.2 | -4.6 |
足元は圧雪された雪となっていますので、滑る可能性が高いです。スノーブーツなどの滑らない靴を履いてのご来場をオススメします。お子様であれば、スキーウエアの準備があっても良いかもしれません。
氷濤まつりとよく似た氷瀑まつりもチェック
札幌圏にお住まいの方や、札幌を中心に観光される道外の方からは氷濤祭りの方がアクセスが良く人気です。一方で、札幌以北にお住まいの方であれば、氷瀑祭り会場の方が近い可能性があります。
参考記事:氷瀑祭りは2022年も開催予定!47回目の層雲峡の冬景色へ!
氷瀑まつりは旭川などの道北エリアまたは、帯広などの道東エリアからアクセスのよい層雲峡温泉で開催されます。
また、氷濤まつりよりも開催期間が長いため、氷濤まつりの期間に行くことができないという方にもオススメです。
※上の地図の青色のピンをタップすると経路検索することができます。
氷濤まつり会場で寒くなったら支笏湖温泉で暖まろう
氷濤まつり会場近くには、支笏湖温泉があり、宿泊することが可能です。目の前に透明度日本一にも輝いた支笏湖を眺めながら、ゆったりと温泉に浸かりましょう。
また、日帰り可能な温泉もありますが、多くの温泉が15時までの営業となっており、氷濤まつり後に入浴することが難しいのは少し残念なポイントかもしれません。
ただ、氷濤まつり会場からは札幌方面も近いことから、帰り道にスーパー銭湯によるか、あるいは定山渓温泉方面へ向かうのも良いですね。
ちなみに定山渓方面へ向かうと、21:45分まで受付可能な豊平峡温泉という日帰り入浴施設もあります。
豊平峡温泉は2018年度のトリップアドバイザーによる「旅好きが選ぶ 日帰り温泉&スパ」部門で1位を獲得している温泉です。
最大200人が入浴可能という日本最大規模の温泉であり、源泉かけ流しです。
温泉内の水車が印象的で、和の心を感じられます。ちなみに夜間はライトアップされて美しさがさらに増しますよ。
まとめ
氷濤まつりは札幌圏から近いこともあり、毎年賑わう冬の一大イベントです。
透明度が高い支笏湖の水を吹き付けて作られた氷像は、昼間は青白く澄んだ美しさを放ちます。
夜は七色にライトアップされ、異世界のようにも思える幻想的な雰囲気へと変身します。
氷濤まつりの会場では、新型コロナウイルスへの対策もしっかり取られるそうなので、安心して楽しめますね。
ぜひ今年の冬のイベントの候補に入れてみてください!