近年ますます注目を集めるニセコと、サミットで有名な洞爺湖。時間が足りない!遊びつくせない!盛りだくさんのアクティビティと絶景の数々。
北海道のリゾート地とも言えるこのエリアで、たくさんの思い出を作りましょう!
贅沢な自然に囲まれて。ニセコ・洞爺湖のオススメ観光地7選!
結局どちらに行けばいいのか。そんな迷いがある人も多いでしょう。
でも、せっかくの旅行です。迷うくらいなら両方行くのもありではないでしょうか。というのも、この二つのエリアは実はそんなに離れていないのです。
車ならおよそ1時間(洞爺湖町からニセコ町)、お互いを結ぶバスも出ています。
羊蹄山のおひざもとのニセコと昭和新山のおひざもとの洞爺湖。どちらの観光地も存分楽しみましょう!
青色ピンが今回のオススメ観光地です。タップすると所在地が表示されます。
有珠山ロープウェイ、ニセコ大湯沼は共に札幌から約2時間で着きます。寄りたい観光スポットによって日帰りするのもOKな距離です。
ゆっくりと時間が取れる方は、リゾート地と温泉郷の集まりであるこのエリアで、贅沢に1泊2日がオススメです。
1.有珠山ロープウェイ

有珠山ロープウェイは昭和新山のふもとの山麓駅と山頂付近の山頂駅とを結ぶロープウェイです。昭和新山を眼下に眺めながらわくわくした気持ちでゴンドラにゆられること6分、山頂駅に到着です。
山頂駅に到着し、すぐそばには洞爺湖展望台があり、堂々とそびえたつ岩肌むき出しの火山、昭和新山の様子、穏やかで美しい洞爺湖の絶景を一度に楽しめます。
さらに歩くこと約7分で、火口原展望台に到着します。こちらからは荒々しい有珠山の火口を間近で見ることができ、火口とともに内浦湾も眺めることができます。
ちなみにもう一つある外輪山展望台までは火口原展望台からさらに40分程度歩かなければなりません。尾根のような道を歩くため左右違った景色が眺められるほか、展望台からは巨大な火口を眺めることができます。
どこまで行くは時間と体力で決めましょう。個人的には火口原展望台が一番好きなので、そこまででも良いのかな、とも思います。
所在地 | 有珠郡壮瞥町字昭和新山184-5 |
営業時間 | 始発9:00 終発17:30 |
料金 | 中学生以上1,800円/小学生900円 |
2.サイロ展望台

洞爺湖を望むには絶好のロケーションにあるサイロ展望台。アクセスが良く、洞爺湖の絶景大パノラマが楽しめることで、観光客でにぎわっています。
ちなみに洞爺湖のド真ん中にある島は中島と呼ばれ、洞爺湖汽船で到達することも可能です。中島には洞爺湖森林博物館があり、洞爺湖の誕生について知ることができます。
サイロ展望台には展望レストランやカフェもあり、ドライブの休憩地点として寄っておくことをオススメします。
所在地 | 洞爺湖町成香3-5 |
3.洞爺湖汽船

ロープウェイで山の上から見た景色を、今度は湖の上から見てみませんか?
船の上から見る有珠山や昭和新山、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山はそれぞれの山が特徴的なだけに見ていて飽きることがありません。そしてその山々に囲まれた洞爺湖は周囲43kmに及ぶカルデラ湖で、中島以外にも3つの島があります。
合計4つの島を巡る中島巡り遊覧船コースでは、中島に下船することができ、洞爺湖森林博物館に立ち寄ることができます。この美しくも荒々しい山々に囲まれた不思議なカルデラ湖の謎を知って、ちょっと賢くなった気分になるのも楽しいですよ。
ちなみに船に乗っていると鳥たちが近づいてくることもあります。とてもかわいいのでさっきまでの小難しい話は一瞬で忘れてしまいそうになります。
そんな楽しい遊覧船、実は夜には花火観光船として運航されており、洞爺湖ロングラン花火を船の上から眺めることができます。とても贅沢な時間に時をすごせることでしょう。
昼でも夜でもオススメの遊覧船、洞爺湖に行くなら必須です。
所在地 | 虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉29番地 |
運航時間 | 08:30~16:30(30分毎) ※花火鑑賞船は20:30頃 |
料金(中島巡り遊覧船) | 大人1,420円/小学生710円 |
料金(花火観賞船) | 大人1,600円/小学生800円 |
4.ニセコグランヒラフ

羊蹄山の山麓に広がるニセコ。その羊蹄山を目の前に眺めることができるニセコグランヒラフからの景色は外せません。ニセコグランヒラフの中でもサマーゴンドラと#ニセコシエスタは絶対に外せないので、その2つをピックアップして紹介します。
サマーゴンドラ
サマーゴンドラはニセコ・グランヒラフの山麓駅から山頂駅を結ぶその名の通りのゴンドラです。標高820mまで一気に登り、冬とは違う緑生い茂るゲレンデと、迫力ある羊蹄山を見に行くことができます。
羊蹄山を眺望する定番スポットで、大パノラマの展望を楽しみましょう。
#ニセコシエスタ
ニセコグランヒラフの中腹に、自然と一体となって羊蹄山を眺めることができる展望スポットが誕生しました。
大型のラグジュアリーなベッドやソファーが配置され、そこはまるで地球のリビングです。こちらには羊蹄山が背景になるセルフィースポットも設置されており、インスタ映えもバッチリです。
所在地 | 虻田郡倶知安町字山田204 |
営業時間 | 7月11日から9月22日まで運行 09:00~16:00 |
料金(サマーゴンドラ) | 〔往復〕大人 1,200円、小人 600円(未就学児 無料) 〔片道〕大人 800円、小人 400円(未就学児 無料) |
5.ニセコ大湯沼

先ほどまでの賑やかな観光スポットとは違い少しこじんまりとしたスポットですが、珍しい光景が見られます。
この大湯沼は沼でありながらグツグツと煮えたぎっており、もくもくと湯けむりを上げています。この沼の周りを遊歩道がまわっていますので、そちらを一周してみましょう。
もくもくと湯けむりが上がっていることからも分かるように、この沼の底からは温泉が湧き出ています。源泉の温度は120度と激熱です。また、周囲には硫黄の香りが漂います。
見学料・駐車料金とも無料なので、この不思議な沼にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
所在地 | 磯谷郡蘭越町 湯里 |
6.神仙沼
標高約765m地点の高地にある神秘的な沼。神や仙人が住むような場所という由来でごの名前が付きました。
夏は湿地帯らしいみずみずしい緑に染まり、秋には紅葉で美しく彩られます。沼は高山植物群や赤エゾ松に囲まれており、美しいコラボレーションを眺めることができます。
神仙沼へは遊歩道が整備されていますが、木々が生い茂る道を約1.5kmほど歩くので時間には余裕を持ち、できれば長袖長ズボンで行きましょう。歩いた先にはその分の感動が待っています。
こちらも見学自由の沼なのでリフレッシュもあわせて立ち寄りたいスポットです。
所在地 | 北海道岩内郡共和町前田 |
7.三島さんの芝ざくら庭園

その名の通り三島さんが育てた芝桜が緑のパレットにピンクを添えてとても可愛らしい景色を作り出してくれています。
滝上などの広大な芝桜と比べれば確かに規模は小さいのですが、個人の庭園としてはとてもひろく、一人で管理しているというのだから驚きです。
ここをオススメする理由は、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山とピンクのかわいい芝桜の相性が抜群に良く、絵画のような絶景だからです。
5月下旬から6月上旬まで一般公開しており、見学料も無料なので、ぜひ足を止めて眺めてみましょう。
所在地 | 倶知安町旭51 |
+α大自然アクティビティ!ニセコのレジャースポット厳選3選!
こちらで紹介する施設に立ち寄ると、思う存分ニセコの大自然を満喫できます。
ただし、観光目的の場合、時間がかかりすぎてしまう場合があるので、どの施設の何を体験したのか、事前に決めたうえで旅行に出かけましょう。
どれか1つでも観光と合わせていくことができれば、楽しい思い出になること間違いなしです。
こちらも札幌から約2時間で到着します。観光地とあわせて行けると充実度UPです。
1.ニセコビレッジ
贅沢な森の中だからこそできる、自然体験グラウンド「ピュア」でのアクティビティがオススメです。
暖かいシーズンには森の中を全長1.4㎞にも及ぶ空中滑走で楽しめるジップラインツアーや、吊り橋やロープを渡って木々を渡り歩いたり滑車の付いたワイヤーにぶら下がって空中飛行したりするツリートレッキングなど、大人も子供も一緒になって思い出が作れるレジャースポットです。
初級コースと上級コースが別れているので、どんなグループでも楽しめるはずです。
このあと紹介するNACのアドベンチャーパークさんよりは手軽なので、半日程度時間を見ておけば良いでしょう。
冬はパウダースノーが積もるゲレンデへと姿を変え、極上の雪を思う存分楽しめます。手ぶらで行っても各種レンタルも取り揃えているのでご心配なく。
所在地 | 虻田郡ニセコ町東山温泉 |
2.NACニセコアドベンチャーセンター
ラフティングをはじめ、キャニオングやリバーサップ、カヤックなど大自然と触れ合えるアクティビティを豊富に揃えたレジャー施設。
こちらにはニセコビレッジのツリートレッキングの巨大版であるアドベンチャーパークがあります。9,265㎡もの広さに、難易度の異なる10のコース、131のエレメント、羊蹄山に向かって空中飛行するジップラインもあり大自然を大迫力で楽しむことができます。
規模が大きくここだけでも丸一日くらいは楽しめちゃう規模感です。
NACで1つだけ寄るならばラフティングでしょう。時間的にも半日以内で終わりますし、ここのスケールはなかなか体験できません。
特に雪解け水で増水したシーズンは流れも速くスリル満点です。途中、川に飛び込む場面もありますが、ウエットスーツを貸し出してもらえるので心配無用です。
陽気なガイドさんが旅行者たちを盛り上げてくれて、いい思い出になるでしょう。ラフティング体験を通してニセコの大自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
所在地 | 虻田郡倶知安町字山田179-53 |
3.ニセコバルーン(OAC)
OACで体験できる目玉アクティビティはニセコバルーンです。羊蹄山を今度は空から眺めてみましょう。
鳥たちの目線でこの雄大な北海道を感じることができるニセコバルーンは、気球の上昇とともにテンションが上がること間違いなしです。
気球が上空にいる時間はおよそ5分。これなら後のスケジュールの邪魔もしません。ただし、この気球の打ち上げは朝夕の2回だけなので遅刻しないように注意しましょう。
このほかにも各種アクティビティを取り揃えていますが、旅行で立ち寄るならバルーンがオススメです。
所在地 | ニセコ町曽我 859-5 |
1分で分かるざっくり観光地別まとめ
有珠山ロープウェイ
ワイルドな山肌を眼下に眺める展望台までのロープウェイ
サイロ展望台
気軽に立ち寄れる洞爺湖ビュースポット
洞爺湖汽船
湖を間近に楽しむならコレ。夜は花火も
ニセコグランヒラフ
羊蹄山を正面に臨む映えスポット
ニセコ大湯沼
ぐつぐつもくもくの沼
神仙沼
神が宿っているかのような神聖な雰囲気の静かな沼
三島さんの芝桜
季節限定で眺められる羊蹄山×芝桜のコンビネーション
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まとめ
自然をここまで満喫できるエリアは全国どこへいってもなかなか見つからないでしょう。観光の目的が、北海道らしい雄大な景色や記憶に残る体験であるならば、このエリアを選んでまったく問題ないでしょう。
逆に歴史や文化、都会的な楽しみ方、水族館や動物園とは無縁なエリアでもありますので注意してください。
目的さえ合えば最高の観光地&レジャースポットが集まったエリアです。ここにしかない景色を求めて、ぜひニセコ・洞爺湖に足を運んでみてはいかがでしょうか。