北海道第二の都市旭川。旭山動物園で有名です。
大雪山や黒岳の麓に位置し、海が無い旭川ですが、海鮮の代わりにB級グルメがオススメです。醤油ベースのたれにつけられ、ビールが進むおいしさの新子焼きや、エビフライをお米で包んだジュンドックなど独特の食べ物を楽しむことができます。
また、旭川近隣には観光名所も多くあり、旭川を拠点として旅行するのもオススメです。
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北海道第二の都市!旭川・滝川・層雲峡の観光名所8選!
旭山動物園で有名な旭川市へは札幌から車2時間ほどで到着します。
途中砂川市には化粧品のSHIROが運営するオシャレなSHIROカフェがあり、滝川市にはあたり一面が真っ黄色に染まる菜の花畑があります。どちらも写真映え抜群のスポットです。
旭川を過ぎれば、層雲峡という大雪山と黒岳にほど近い温泉街にたどり着きます。
冬は層雲峡氷瀑まつりを開催し、巨大な氷像がライトアップされる幻想的なイベントを行っています。
旭川とその周辺地域のオススメ観光スポットを紹介していくので、ぜひ旅の参考にしてみてください!
青色ピンが今回のオススメ観光地です。タップすると所在が表示されます。
札幌から日帰りの場合は旭山動物園までがオススメ。欲張って層雲峡温泉に入るのもOKです。
層雲峡温泉に1泊すれば、その後タウシュベツ橋梁展望台経由で帯広へ向かうのも、網走方面へさらに足を延ばすのにも便利です。いずれも層雲峡温泉から2時間半程度で到着します。
1.旭山動物園
北海道で一番有名な動物園と言えば、旭山動物園です。およそ110種類、計650匹ほどの動物たちが、来園者を迎え入れてくれます。
ペンギンやアザラシ、ホッキョクグマなど、北方に生息する動物たちが目玉です。
あざらしの円柱水槽や、ペンギンの水中トンネル、オオカミの森、ホッキョクグマの大水槽などあげればキリがないほど見所満載です。
ペンギンなどの人気動物たちのモグモグタイムはいつでも人気スポットになっているので早め行くとよいでしょう。カイウサギやモルモット、ハムスターなどに触れられるこども牧場もファミリーで賑わっています。
ちなみにペンギンの赤ちゃんはキウイフルーツみたいな見た目だとご存じでしたか?旭山動物園に行った際は、大人のペンギンより大きいふわふわの茶色い毛に包まれた赤ちゃんも見つけてみてくださいね。
冬には大人気のイベントであるペンギンの散歩があります。よちよち歩きがとても可愛いです。
旭山動物園は可愛らしい動物たちに出会える癒しのスポットです。思い出を残すために写真を撮るときはフラッシュをたかないように気を付けましょう。
所在地 | 旭川市東旭川町倉沼 |
営業時間 | 09:30~17:15(最終入場16:00) |
入園料金 | 高校生以上1,000円/中学生以下無料 |
2.雪の美術館(閉館)
北海道とは言え、夏の旭川は30℃を超える日も少なくありません。そんな夏日でも、氷瀑を見られる雪の美術館はいかがでしょうか。
中世ヨーロッパのお城のような白を基調とした美しい外観の建物に入り、雪の結晶を思わせる六角形のらせん階段を下りれば、氷の回廊に到着です。-15℃のひんやりとした、空間は、視覚からも冬の寒さを感じとれます。
その先にあるスノークリスタルミュージアムでは顕微鏡撮影した200枚もの雪の結晶の写真が天井から壁一面までステンドグラス状に展示されています。まるで別世界にいるかのような錯覚が起きる美しさです。
雪の美術館ではそのお城のような美しいミュージアムを活かしたお姫様体験をすることも可能です(3,300円~)。約100着ほどある衣装の中からお気に入りの一着を見つけて記念撮影はいかがでしょうか。
所在地 | 旭川市南が丘3丁目1-1 |
営業時間 | 09:00~17:00(最終入場16:30) |
入館料 | 大人800円/高校生以上600円/小・中学生500円 |
3.タウシュベツ展望台
タウシュベツ川橋梁は期間限定でしか見られない幻のアーチ橋。かつてはこの橋の上を旧国鉄士幌線が走っていました。
幻と言われる理由はこの橋がかかる糠平湖にダムが建設され、水位が高い時には水没するからです。
基本的に1月頃から夏頃まではこの橋の姿を見ることができますが、秋と初冬は水没しているため姿を見ることができません。
このコンクリートのアーチ橋と湖、そして上士幌の大自然とがフォトジェニックな景色を作り出しており、写真好きにはたまらないスポットです。
一般の見学は通常この展望台から見るのがベストですが、少し距離がありますので、よりはっきりとその橋梁を見たい方は双眼鏡を持っていくのがオススメです。
所在地 | 上士幌町字ぬかびら源泉郷 |
4.北海道アイスパビリオン
北海道アイスパビリオンは、雪の美術館とは似て非なる施設です。
見渡す限りの氷の世界が広がる館内は、いつでも-20℃に保たれており、氷壁600㎡、氷量1000tのスケールを誇る世界初で最大級のスケールを誇るアイスパビリオンです。
日本観測史上最低の、-41℃を体験できる極寒体験コーナーやダイアモンドダストコーナー、濡れたタオルを振り回してカチカチに凍らせる体験など、氷の世界ならではの体験も用意する楽しい施設となっています。
ちなみにバナナで釘が打てる、という冗談のような体験もできますよ。
極寒の魅力がぎゅっと凝縮された施設です。寒さに疲れてしまったら併設するこじんまりとしたクマ牧場で癒されてください。
ビビるほどの寒さではありますが、コートの無料貸し出しなども行っているので半袖短パンでもOKです。
所在地 | 上川郡上川町栄町40番地 |
営業時間 | 08:30~17:30(最終受付17:00) |
入場料金 | 中学生以上1,100円/小学生650円/3歳以上200円 |
5.流星の滝・銀河の滝
石狩川と並行して続く24kmに渡る断崖絶壁に沿って、この崖を流れ落ちるいくつかの滝が存在します。その中でももっとも美しいとされるふたつの滝が、流星の滝と銀河の滝です。
この2つの滝は、ともに日本の滝100選に数えられており、落差90mで勢い良く太い一筋の水が流れてくるのが流星の滝。落差120m、筋がいくつにも別れ、繊細な流れに優美さを感じさせるのが銀河の滝です。
それぞれの滝の関係がまるで男女の違いのように見えることから流星の滝は雄滝、銀河の滝は雌滝と呼ばれています。
双瀑台展望からは不動岩のわきを流れるこの2つの滝を同時に見ることができます。2つの滝の関係性を感じられるベストビュースポットです。
この双瀑台展望までは駐車場から徒歩でおよそ20分ほどかかり、また山道なので足もとに注意が必要ですが、一見の価値ありです。
所在地 | 上川郡上川町層雲峡 |
6.層雲峡温泉(層雲峡氷瀑まつり-1月下旬から2月下旬)
大雪山のふもとに位置する層雲峡温泉。層雲峡は渓谷となっており、川のせせらぎや鳥のさえずり、渓谷美など目と耳と身体でとてもリラックスできるロケーションです。
泉質は単純硫黄泉が多く、お湯は無色透明です。日帰り入浴できるホテルも比較的多く、例えば朝陽亭では19時まで入浴可能となっており、時間的にも立ち寄りやすくなっています。
日帰りも良いですが、例えば網走や帯広方面に向かう人にとっては旅の宿としてベターなロケーションにあり、宿泊もオススメです。
ちなみに冬には層雲峡氷瀑まつりが開催され、多くの観光客でにぎわいます。層雲峡氷瀑まつりは、大きな氷像のテーマパークで、支笏湖の氷濤まつりとよく比較されるイベントです。
氷瀑まつりは、巨大な氷像が7色にライトアップされ、幻想的な光景が広がるのはもちろんのこと、氷濤まつりには無い氷の酒場や、アイスクライミング体験、大人でも楽しめる氷の滑り台体験があり、観光客たちを笑顔にしています。
所在地 | 上川郡上川町層雲峡 層雲峡温泉 |
氷瀑祭り協力金 | 500円 |
7.滝川菜の花まつり(例年5月中旬から6月初旬)
滝川菜の花まつりは滝川市の春を彩る一大イベントです。札幌から旭川に向かう途中、あるいは富良野・美瑛方面へ向かう途中に通る滝川市は菜の花の作付け面積が180haと日本一です。
毎年5月下旬から6月上旬にかけて、まるで絨毯のようにあたり一面が真っ黄色に染まります。他では見ることのできない圧巻のスケールで、シーズンには多くの観光客でにぎわいます。
菜の花まつりの会場には、菜の花畑を一望できる展望台が設置され、真っ黄色に敷き詰められた菜の花畑をバックにセルフィーすることができます。
人気の観光スポットなだけに、周辺は大渋滞することもありますので、時間には余裕を持って行きましょう。
所在地 | 滝川市江部乙町 |
8.SHIROカフェ本店
シロカフェ本店はインスタ女子がオススメする映えスポットです。
化粧品SHIROブランドが生まれた北海道砂川市にあります。化粧品と同じように、どこまでも素材と向き合い、シンプルに素材のおいしさを追求したカフェとして、女性客を中心に人気のスポットです。
パンケーキやパスタ、カレーやスムージーなどのメニューを木のぬくもりを感じる開放的な空間でいただくことができます。
洗練された雰囲気を感じさせる店内でインスタ映えを狙ってみてはいかがでしょうか。
所在地 | 砂川市西1条南5-1-4 |
営業時間 | 10:00 – 20:00(ラストオーダー 19:30) |
1分で分かるざっくり観光地別まとめ
旭山動物園
北海道1の人気動物園!北国の動物に会いに行こう!
タウシュベツ展望台
タウシュベツ橋梁を望む映えスポット。星も綺麗
北海道アイスパビリオン
世界最大級の氷のパビリオン。バナナで釘が打てる!
流星の滝・銀河の滝
断崖絶壁が続く石狩川沿いを代表する2つの滝
層雲峡温泉
旭川の奥座敷。冬は氷瀑祭りで賑わう
滝川菜の花祭り
期間限定で辺り一面まっ黄色の景色に
SHIROカフェ本店
化粧品のSHIROが運営するカフェ。本店はなんと砂川
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まとめ
旭川の観光名所は、旭山動物園だけだと思われがちですが、ちょっと足をのばして、旭川市近郊をドライブすれば、自然を感じられるスポットが点在します。
初夏でも雪が冠雪している大雪山など、北海道らしい風景を眺めることもでき、北海道有数の温泉地である層雲峡温泉へのアクセスも良くオススメのエリアです。
もし、旭川市内に宿泊するのであれば、新子焼きはマストです。新子焼きは基本的に居酒屋で提供されているので、なかなか日帰り客が口にすることは難しいでしょう。
そういった意味では1泊してゆっくり観光したいところですね。もし日帰りしかできない場合は、ジュンドックで小腹を満たすのをお忘れなく。