北海道に行こうと計画したら、その大きさにびっくりするのはきっと誰しも通る道でしょう。函館と札幌は5時間、稚内と札幌も5時間、網走や根室ならそれ以上に遠くになります。そんな北海道なので、実は4つのエリアに分けられています。
この4つのエリアを行き来するのは道民からしても正直遠いので、各エリアの中で巡るのをオススメします。
そこで今回は道央にフォーカスして、観光地のご紹介をさせていただきますので、さらっと参考にしてみてください!
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道央ってどこのこと?
北海道は大きく分けて4つのエリアに分割されています。そのそれぞれを道央・道南・道北・道東と呼び、それぞれのエリアの中に中心都市があります。
道央の場合は人口190万人の大都市、札幌です。
道央は石狩・空知・胆振・後志・日高の5つの地方からできており、札幌を中心とした都市型の観光から、ニセコの羊蹄山を代表とする大自然の満喫。また、ウポポイもこのエリアにあり、歴史や文化にも触れることができる総合型の観光エリアです。
さらに、北海道屈指の温泉地である登別温泉や、札幌の奥座敷である定山渓温泉で疲れを癒すこともできます。
道央の歩き方
道央を観光する際の拠点となるのは札幌市でしょう。札幌市中心部には車が無くても観光できるスポットがたくさんあり、すきま時間で観光することも可能です。
また、人気の小樽へも電車で約35分で向かうことができ、小樽市内の観光をする場合は、小樽に泊まらず札幌で宿泊する人も多いです。
その他の道央エリアへは札幌から各方面へバスが出ており、アクセスに困ることはありませんが、行った先で観光地を巡るためには車が必要と考えておいた方が良いでしょう。
道外から来る方には、札幌・小樽以外の観光をするのなら、レンタカーを借りることをオススメします。
道央の代表的な観光地
札幌
人口190万人を誇る大都市。味噌ラーメンやジンギスカンを代表とするグルメが充実しており、最近ではシメパフェが新定番となりつつあります。
札幌市中心部には歩いて巡ることができる観光スポットが7つあり、それだけでも丸1日かかるほどです。もちろん札幌郊外にも行きたい観光地はあり、レンタカーを借りての移動もOKです。
ちなみに車の運転がニガテという方は無理せず地下鉄やJR、バスでの移動もオススメです。札幌市内に限っては車がなくとも観光することも可能です。
☆札幌中心部の観光地はコチラ
☆札幌郊外の観光地はコチラ
⇒中心部だけでは物足りない!車で行きたい札幌市内の観光地7選!
小樽
小樽市は歴史を感じるノスタルジックな街並みが特徴の観光都市です。
札幌市からほど近いこともあり、夏シーズンはいつも賑わいを見せています。
小樽運河をはじめとする美景の数々が街に溶け込んでおり、歩いているのが楽しい街です。また、歴史が深い街でもあり、その昔は北のウォール街と呼ばれるほど金融で栄えた都市でもあります。
その他青の洞窟など自然が魅力的なアクティビティもあり、絶対観光したい都市です。
☆小樽をもっと知りたい方はコチラ
⇒ノスタルジックな時が流れる!小樽のおすすめ観光地厳選8選!
積丹半島
しゃこたんはんとう、と読みます。小樽市の先、後志(しりべし)地方にある海が本当にきれいなエリアで、その色は積丹ブルーと呼ばれています。海面に近づけば透明度が高く、遠くから見ればコバルトブルーの美しい景色が広がります。
積丹半島には神威岬(かむいみさき)をはじめとする景勝地があり、その道中も岩肌むき出しの断崖絶壁や、美しい海岸線に沿ってドライブするルートや、山々に抱かれみどりの風を満喫できるコースなど、目的地までの道のりさえも気分があがる退屈しないエリアです。
☆積丹半島・神威岬について知りたい方はコチラ
ニセコ・洞爺湖
海外のスキーヤー、ボーダーから人気のニセコ。夏は大自然を求める日本人観光客の姿も目立ちます。蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山は、ニセコのシンボルです。
きれいな水を生かしたアクティビティも楽しめるエリアであり、観光だけでなく遊びを求める人には最適なエリアです。
また、近くの洞爺湖は山々に囲まれたカルデラ湖で、船に乗って楽しむこともできます。北海道屈指の観光地です。
☆ニセコ・洞爺湖に興味が湧いたらコチラ
⇒アクティビティが盛り沢山!ニセコ・洞爺湖の観光スポット7選+α!
登別・室蘭
全国的にも有名な登別温泉。札幌から約2時間、新千歳空港からなら約1時間で到着します。登別温泉街は古くからの温泉街で北海道の人々から愛されてきました。地獄谷では湯けむりがもくもくと立ちのぼる様子が見られ、自然の力強さを体感します。
室蘭には胆振支庁(いぶりしちょう)があります。かつては苫小牧よりも栄えた街で、船のターミナルを持つ海の玄関口でもあります。今でも製鋼業をはじめ多くの工場が稼働しており、夜には工場夜景を楽しむことができます。
☆登別・室蘭の説明が足りないと思ったらコチラ⇐ウポポイも併せて紹介しています。
⇒歴史も!山も!海も!温泉も!白老・登別・室蘭の観光スポット7選!
襟裳岬
北海道の背骨と言われる日高山脈が徐々に標高を下げ襟裳岬(えりもみさき)となり、そして海底へと沈んでいきます。せり出したその岬はさえぎる物がなく、ほとんどいつでも風が吹いています。
森進一さんの歌で何もないことが有名となってしまった襟裳ですが、手つかずの自然が残っている美しいエリアです。このエリアには豊似湖という白い恋人のCMにも使われた美しい湖もあります。
何もないと言われる襟裳。果たして本当なのでしょうか。
☆真相を知りたい方はコチラ
⇒襟裳の春は本当に何もない?襟裳・日高で行っておきたい観光地6選!
1分でわかる観光地別ざっくりまとめ
札幌
大都市。徒歩でも十分!グルメも充実。開拓の歴史や夜景も!
小樽
小樽運河が有名。食べ歩きもできる!青の洞窟など自然もあり。
積丹半島
断崖絶壁がつづくワイルドな美景。実は生うにを食べられるお店も。
ニセコ・洞爺湖
夏は雄大な山々に囲まれた大自然!アクティビティが充実!
登別・室蘭
登別は日本屈指の温泉街!登別室蘭間は車で約30分。室蘭の工場夜景は絶景!
襟裳岬
何もないわけではない。というよりも何もないからこそある絶景!
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道央まとめ
道央の魅力は都市型の観光から大自然、そして歴史や文化まですべてを網羅していることです。
新千歳空港もこのエリアにあり、空港を起点として計画すればどこへ行くにも困りません。北海道でも道央に絞れば、行きたい観光地を見つけてめぐるも現実的にです。
ぜひこの記事を参考にしていただいて、効率良くたくさんの観光地を巡りましょう!